映画考察【食品産業に潜む腐敗食物アレルギー/Rotten The Peanut Problem Netflix】#1016

#食品産業に潜む腐敗
20世紀後半、加工食品の普及で #食物アレルギーが増え始めた
8つのアレルゲンの甲殻類、ナッツ、卵、牛乳、魚、大豆、小麦、ピーナッツが原因の9割で、ピーナッツが最多で子ども1/4にみられる
飲食店は事故やクレームを避けるため、アレルギー対応コストが大きくなっている
— Hiroki@AIと思考実験してみた (@bluesbookblog2) April 5, 2025

AIと思考実験してみた
あなたも映画から学び始めよう

AIと思考実験してみた

- YouTube

YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。

Q1: Netflixの「食品産業に潜む腐敗食物アレルギー」を見て、何を感じましたか？

加工食品が普及し始めた20世紀後半から、食物アレルギーが急激に増えてきたことに強い問題意識を持ちました。アレルギーの9割は、甲殻類・ナッツ・卵・牛乳・魚・大豆・小麦・ピーナッツの8つに集約されており、特にピーナッツが最多。子どもの約4人に1人が該当することもあり、飲食店は事故を避けるために莫大なコストをかけて対応している。これは「自然に存在しない食材」や「旧石器時代の遺伝子に沿わない食の変化」がアレルギーを引き起こしているのではないか、と考えました。

Q2: なぜ加工食品の普及がアレルギーの増加につながると思いましたか？

自然に存在しないような人工物や加工食品は、人間の体が長年の進化の中で対応できるように設計されていないからだと思います。特に旧石器時代のような自然環境で育った遺伝子にとって、現代の食べ物は異質すぎる。そのギャップが、消化不良やアレルギーといった形で現れているのではないでしょうか。そう考えると、家族みんなで安心して食事ができる場が減っている現状にもつながると思います。

Q3: 加工食品の何が「不自然」だと感じましたか？

一番大きいのは、植物油や精製された砂糖など、自然界には存在しても人間が手を加えて作り出した“濃縮された栄養素”です。こうしたものは、人間の体にとって異常なほど強い刺激になります。特にドーパミンが刺激されるように設計されているので、脳が欲望をコントロールできなくなってしまう。旧石器時代では貴重だったものが、現代では無限に手に入る。これが健康を崩す原因になっていると思います。

Q4: それでも人はなぜ、自然に反する食べ物を求めてしまうのでしょうか？

本来、砂糖や脂質は生きるために必要で、手に入りにくいものだったからです。旧石器時代の人間にとって、それらは命をつなぐ貴重なエネルギー源でした。しかし現代は、農業や技術の発展でそれらを簡単に手に入れられるようになった。その結果、私たちの脳は「貴重だ」と思い込んだまま、必要以上に求めてしまう。これは“文化的なミスマッチ”と言えるかもしれません。

Q5: その文化的なミスマッチを直すには、どんな教育や社会の仕組みが必要だと思いますか？

まずは教育で、自分で考える力を育てることが大事だと思います。特に「何を食べるか」「どう生きるか」という選択を他人や企業に任せず、自分で判断できるようになること。そして、資本主義そのものの見直しも必要です。今の仕組みは無限の成長を前提としていて、人間の脳や地球の資源という“有限なもの”とミスマッチを起こしている。これをそのまま放っておくと、「制度だけが残って人間が壊れる」未来が来てしまうかもしれません。

Q6: 資本主義を見直すとき、最初に変えるべき価値観は何だと思いますか？

「お金＝幸せ」だという考え方を疑うところから始めるべきだと思います。もちろん、お金があることで不幸は減らせます。インフラや医療など、最低限の生活を整えるには必要不可欠です。でも、それ以上の“幸せ”は、人とのつながりや自分らしさの中にある。つまり、自分の人生を「どう定義するか」の方がずっと大事。東洋的な「足るを知る」という考え方も、今こそ必要だと思います。

Q7: では、「自分が何をやりたいのか」を知るためにはどうすればいいですか？

内発的な動機を探すことです。たとえば、報酬がなくてもやってしまうこと、時間を忘れて没頭していたこと、子どもの頃からずっと好きだったこと。そうした行動を振り返ってみると、自分が何に惹かれているのかが見えてきます。その共通点を見つけていくことで、自分の「やりたいこと」の輪郭がだんだんとはっきりしてくるはずです。

Q8: 好きなことを見つけても、それが評価されなかったらどうしますか？

評価されなくても、自分が本当に好きであれば、続ける意味があると思います。好き・得意・需要の3つがそろえば理想ですが、「需要」は時代によって変わります。短期的には評価されなくても、長く続けていれば、やがて時代とマッチして自然と価値が出てくることもある。だからこそ、目先の利益や流行に流されず、自分の内発的な動機に従って生きることの方が、結果的に長期的に合理的な戦略になると思います。

Q9: 好きなことを長く続けるには、どうすればいいと思いますか？

まだまだ模索中ですが、自分がなぜそれをやっているのか、その「意味」を常に再確認するようにしています。単に結果を求めるのではなく、過程そのものを楽しむこと。そして、他人と比較しないことも大切。SNSや世間の評価に引っ張られると、モチベーションが下がるので、自分のペースで、自分なりの小さな達成感を積み重ねていくことが、長く続けるコツかなと思っています。

Q10: 最後に、今の社会に必要だと思う考え方や行動はなんですか？

「考えることを止めない」ことが一番大切だと思います。食べ物、教育、資本主義、幸福、お金……すべてはつながっていて、自分の頭で考えて行動することが、社会の変化のきっかけになる。どんなに大きな制度の中にいても、自分がどう生きるかは選べる。だから、情報に流されず、自分の声を大切にして、長く続けられることを見つけていく。その積み重ねが、より良い社会をつくっていく力になると信じています。