概要
“画面越しで虚空に向かって初めてメッセージを送り、短い小休止のあとに、見ず知らずの人から返事を受けたときは、わくわくした。黒いガラスにただ単色の文字が見えただけだったが…”テクノロジーと自由を誰よりも愛したサイバーリバタリアンのジョン・バーロウ、人々の信頼を裏切る中央当局を排除するため仮想通貨Bitcoinを世に放ったサトシ・ナカモト、完全な市場のはずが「ソ連2.0」へ傾くUberの創設者トラビス・カラニックとギャレット・キャンプ、宇宙にまで手をのばすAmazonの皇帝ジェフ・ベゾス…。これらデジタルプラットフォーム君主たちの野望や、栄光と蹉跌の経済学的メカニズム、そして彼らに抗った人々を、生い立ち・思想・行動の面から、ストーリーとデータで描く。デジタルテクノロジーを駆使する彼らが直面する、中世ヨーロッパやソ連の人々と共通の課題とは?自由のためのプロジェクトが不自由をもたらすのはなぜか、君主への反乱の成否は何が決めるのか、デジタル帝国が強大な力を握ることの問題は何か…。サイバーリバタリアンの理想が生んだ「雲の上の帝国」と、地上の国家の比較から、私たちがコントロールを取り戻す道筋を引きだす希望の書。プラットフォームも、国家も、重要なのは「制度」だ!
著者
ヴィリ・レードンヴィルタ
経済社会学者。オックスフォード大学教授。ソフトウェア開発者を経てトゥルク大学で博士号を取得。早稲田大学、東京大学、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、一橋大学などで調査・研究・教育に従事し、現職。デジタル経済を中心に研究し、デジタル労働市場の分析でとくに高い評価を受けるほか、欧州委員会の専門家グループでも活動した。2024年よりアールト大学教授も兼任
3000年の歴史が30年で変わった
3000年の歴史が30年で変わった
— ひろき@AIと思考実験してみた (@bluesbookblog) March 7, 2025
古代から見張りを誰が見張るか問題がある
1980年~eコマースは社会秩序の維持と規模の問題、範囲の経済、中央経済の魅力でベクトルが決まってきた
CEOは説明責任を負わずに権力得られ、日常生活で従う規則をプラットフォーム企業が定めているhttps://t.co/Bq6nDpk2hW
立法は自動化できない
立法は自動化できない
— ひろき@AIと思考実験してみた (@bluesbookblog) March 8, 2025
立法がルールを作り、行政がルールを実行する
Bitcoinは行政を自動化するが
製作側の集合選択でルールを変更できる
ビスマルクは冷徹な右派だからこそ、人的資本に投資するため、福祉国家を発明した
ベゾスも目的達成の手段としてAmazon Careを始めたhttps://t.co/Bq6nDpk2hW
AIと思考実験してみた
あなたも読書を始めよう
・自分が最大の資本であり、最大の投資先になる
・今が人生で一番若く、早く始めるほど複利が働く
・本は信憑性があり、読書は能動的ため成長できる
