映画考察【ロバート・ケネディを大統領に④ロバートの死に真実を/Bobby Kennedy for President Netflix】#950

#ロバート・ケネディを大統領に
政治一家9人兄弟の7人目に生まれ、ハーバードを卒業後、兄の選挙を支えた
35歳でJFK政権の元、司法長官として🇨🇺危機を回避し、ベトナム戦争や黒人差別、貧困問題に尽力した
1968年42歳で大統領選に出るが
1963年JFK、1965年マルコムX、1968年キング牧師に続き暗殺された
— Hiroki@AIと思考実験してみた (@bluesbookblog2) March 7, 2025

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Q1: 「ロバート・ケネディを大統領に」というNetflixのドキュメンタリーを見て、どのように感じましたか？

ロバート・ケネディは政治一家の9人兄弟の7人目として生まれ、ハーバード大学を卒業後、兄ジョン・F・ケネディの選挙を支え、司法長官としてキューバ危機を回避しました。その後、ベトナム戦争や黒人差別、貧困問題に取り組み、1968年には大統領選に出馬しましたが、JFK、マルコムX、キング牧師に続いて暗殺されました。彼のような政治家が暗殺されるのは理解できるけれど、もっと多くてもおかしくないのでは？と疑問に思いました。暗殺には攻撃者の非対称的な優位性があり、誰か一人が犠牲を払うことで大きな影響を与えられるのに、思ったよりも少ないと感じたんです。

Q2: 暗殺が少ない理由として、どのような要因が考えられると思いますか？

一つの理由として、暗殺者自身にメリットがほとんどないことがあると思います。暗殺すれば確実に終身刑や死刑になり、自己犠牲を強いる行動だからです。ただし、社会的に追い詰められた「無敵の人」が現れるのは合理的とも言えます。それでも、思ったよりも少ないのはなぜなのか、自分でははっきりわかりません。そこを補足してもらえますか？

Q3: 暗殺が少ない背景には、どのような社会的要因があると思いますか？

いくつかの要因が考えられます。まず、①警備体制の強化によって暗殺の成功率が低下していること。②社会的な抑止力が働き、暗殺者が英雄視されにくく、むしろ批判されること。③警察や情報機関の事前対応により、未然に防がれるケースが増えていること。④暗殺は計画の難易度が高く、成功しにくい割にリスクが大きいこと。そして⑤暗殺が逆効果になることが多い、という点です。歴史的にも、暗殺された人物がむしろカリスマ化して影響力を増すことがあり、それを考慮すると実行するメリットが薄れるのではないでしょうか？

Q4: 「暗殺が逆効果になる」という点に共感する部分はありますか？

確かに、暗殺が行われたとしても、結局はその思想が潰されるどころか、むしろ世間の注目を集めて強化されることが多いと感じます。そのため、組織的な暗殺が戦略として選ばれにくいのかなと思いました。また、もう一つ気になったのが、個人のメリット・デメリットを度外視して行動するような「無敵の人」がもっと多くいてもいいのではないか？という点です。社会がどうにもならなくなったときに犯罪行為に走る人がいるのは理解できますが、それでも暗殺は思ったより起きていません。この点が不思議です。

Q5: 社会が「無敵の人」を生み出さないためには、どのような仕組みが必要だと思いますか？

社会には適度な「発散の場」が必要だと思います。フランスのようにデモ文化が根付いている国では、市民が政府に対して公に抗議しやすい。しかし、日本ではデモがあまり一般的ではなく、抗議する手段が限られています。そのため、不満を抱えても発散できず、極端な行動に走る可能性が高まるのではないでしょうか？デモを抑制しすぎると「無敵の人」を生み出しやすくなる、というのは納得できます。

Q6: デモ文化を根付かせるよりも、SNSの方が合理的な発散手段だと思いますか？

そう思います。SNSなら、個人の感情を発信することである程度の満足感を得られますし、見たくない人は見なければいいだけなので、社会全体の負担が少ないと思います。また、SNSなら「電気代」だけで不満を発散できるし、直接的な暴力行為に走ることなく済ませることができる。デモのように場所を確保したり、人を集めたりする手間もかかりませんし、情報を広める力も強いので、合理的な手段だと思います。

Q7: しかし、SNSが暴走して誹謗中傷や過激な思想の拡散につながるリスクについてはどう思いますか？

それも「見たくない人は見なければいい」というだけで解決できる気がします。ただ、問題なのは、政治的な発信をすることが「承認欲求を満たすための手段」になっていることかもしれません。本来なら、自分の興味や好きなことを通じて自己肯定感を得る方が健全なのに、政治的な発言をすることで「自分は社会に影響を与えている」と感じようとしている人が多いように思います。この流れを変えることができれば、SNSの負の側面を抑えられるのではないでしょうか。

Q8: SNSによる政治発信ではなく、より健全な自己肯定の方法としてどんなものが考えられますか？

好きなことを追求することが大事だと思います。たとえば、オタク活動のように、自分の興味を深めることで満足感を得るのは健全な方法です。しかし、現実には「嫌な仕事をしないと生活できない」という状況があるため、多くの人が好きなことを自由に追求できません。これを解決するためには、ベーシックインカムのような制度があれば良いのではないかと思います。

Q9: ベーシックインカムが導入されれば、「承認欲求を満たすための政治発信」は減ると思いますか？

ある程度は減ると思います。なぜなら、人々が嫌な仕事をしなくても生きていけるようになれば、政治への怒りや不満を発信する動機が弱まるからです。その代わりに、趣味や創作活動にエネルギーを向けられるようになり、社会全体がより前向きな方向に進むのではないでしょうか。また、ベーシックインカムがあれば、好きなことを追求し、そのデータをAIやロボットに学習させることで、新しい技術や知識の発展にもつながると思います。