本 要約【イノベーターズ】ウォルター・アイザックソン #1014

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概要

数学と詩のはざまでコンピュータ概念を夢見た伯爵夫人エイダ・ラブレス。すべてはここから始まった!コンピュータの概念をつくった孤独な数学者、ENIACのプログラミングに携わった6人の理系女子、産官学のトライアングルで生まれたインターネット。「スティーブ・ジョブズ」の著者が緻密な取材をもとにつづった、世界一、新しい歴史書。

著者

ウォルターアイザックソン
1952年生まれ。ハーバード大学で歴史と文学の学位を取得後、オックスフォード大学に進んで哲学、政治学、経済学の修士号を取得。英国『サンデー・タイムズ』紙、米国『TIME』誌編集長を経て、2001年にCNNのCEOに就任。ジャーナリストであるとともに伝記作家でもある。2003年よりアスペン研究所特別研究員。テュレーン大学歴史学教授

ネットは誰も発明していない

AIと思考実験してみた

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Q1: 『イノベーターズ』では、ネットの発明は天才ではなく協力の結果とされていますが、どう思いますか?

A: 確かに、ネットは一人の天才が発明したものではなく、多くのハッカーやギークが協力して作り上げたものですね。イノベーションにはアイデアだけでなく、それを実現するエンジニアリング、製品化するビジネスの力が必要です。AppleやMicrosoft、Googleのような企業は、そうした力を持つ人々が集まり、競争することで発展しました。ネットが誰か一人によって発明されたのではなく、拡張されながら進化した点が面白いと思います。

Q2: 個人の天才的な発明と、チームや競争によるイノベーションの違いは何でしょうか?

A: 個人の天才的な発明が基盤となることも多いですが、それが競争やチームの協力を通じて加速されるのがイノベーションだと思います。例えば、エジソンが電球を発明したと言われますが、彼以外にも電球を開発していた人はいました。ダーウィンの進化論も同様で、彼以外にも同じような考えにたどり着いた人がいました。結局、重要なのはそのアイデアを広げ、社会に定着させる力であり、マーケティングの役割が大きいのではないでしょうか。

Q3: エジソンやダーウィンがマーケティングに失敗していたら、どうなったと思いますか?

A: 彼らの発明や理論は、他の誰かが広げた可能性が高いと思います。科学の発展は「巨人の肩に乗る」ことで進んでいきます。つまり、一人の天才が革新的なアイデアを生み出すというよりも、誰かが考えたことを模倣し、改良することで、人類の知識は広がっていく。だから、エジソンやダーウィンがいなかったとしても、同じ発明や理論は別の人によって世に広められていた可能性が高いですね。

Q4: イノベーションを加速させるために重要な要素は何でしょうか?

A: それがどれだけ大衆に受け入れられるかが鍵だと思います。最初は科学者が革新的な発見をしますが、アーリーアダプターが採用することで広がっていきます。その後、経済やビジネスが関わり、最終的に政治や社会の仕組みに組み込まれることで、完全に定着する流れですね。だから、科学、経営、政治の3つが連動することでイノベーションが進んでいくのだと感じます。

Q5: 大衆が新しい技術を受け入れるかどうかを決める要因は何でしょうか?

A: 実際の生活にどれだけ役立つかが重要ですね。新技術が普及するのは、今の活動をより効率化してくれる場合が多いです。アーリーアダプターは「これは面白い」と思えば試しますが、一般の人々が受け入れるには、明確な利便性が必要です。例えば、電動キックボードは個人には便利ですが、歩行者や他の交通と衝突する問題があるため、全体最適にはなっていない。部分最適の技術が広まるには、社会全体のバランスが取れることが重要ですね。

Q6: 逆に、部分最適から全体最適に進み、広く普及した技術には何がありますか?

A: 例えば、自動車がそうですね。最初は個人の移動手段として登場しましたが、馬車社会では邪魔者扱いされることもありました。しかし、道路の整備や信号の設置、交通ルールの確立によって、社会全体に適応し、今では欠かせないインフラになりました。エスカレーターも同じで、初期は動線の邪魔とも思われていましたが、高齢者や荷物を持つ人の利便性を考えると必要不可欠になった。インターネットも、最初は技術者向けのものだったのが、スマホの登場で一般化し、社会全体の効率を向上させました。

Q7: 今後、部分最適に見えているが、全体最適へ進化しそうな技術はありますか?

A: AIはその最たる例だと思います。今はプロンプトが上手い人しか活用できず、部分最適にとどまっています。また、倫理的な問題や教養を阻害するという指摘もあります。ただし、自動車が人間の移動速度を平均化したように、AIは人間のIQを平均化する可能性があります。将来的には、直感的に指示を出すだけでIQ100のアウトプットが得られるようになり、全体最適へ進化するのではないでしょうか。

Q8: AI以外に、今は部分最適だが将来全体最適になりそうな技術は?

A: まず、自動運転ですね。今は事故リスクや法律の問題で一部しか普及していませんが、全ての車がネットワーク化されれば渋滞や事故を減らせる。次に、脳とコンピューターの直接接続(BMI)です。今は義手や義足の制御に使われることが多いですが、思考だけでデバイスを操作できるようになれば、情報処理能力が飛躍的に向上する可能性があります。最後に、量子コンピューターです。今は一部の専門家しか扱えませんが、一般の人が使えるようになれば、科学や医療、金融などの分野で革命が起きるでしょう。

Q9: こうした技術が普及する上で、一番の障壁は何だと思いますか?

A: 技術的な課題もありますが、それ以上に倫理的な問題や社会の受け入れ方が鍵になると思います。例えば、自動運転が普及すると「人間の仕事が奪われる」といった反発が出るでしょう。AIも、使いこなせる人と使えない人の間で格差が広がる可能性があります。これらの技術を全体最適にするには、社会の仕組みを変える必要があるのではないでしょうか。

Q10: AI時代に適応するために、個人がすべきことは何でしょうか?

A: AIを単なる道具としてではなく、自分の能力を拡張するツールとして活用する意識を持つことが重要ですね。AIリテラシーを高めることで、仕事の効率が上がり、競争力を維持できます。また、AIが得意なことと人間が得意なことを理解し、それぞれの強みを生かすことが重要です。今後、AIを活用できるかどうかで、個人の成長やキャリアの未来が大きく変わる時代になると思います。

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