概要
驚異的な高機能を誇る一方、あきれるほどの欠陥を抱える脳。日常や実験のエピソードを交えつつ、脳のしくみとその限界を平易に解説。
著者
ディーン・ブオノマーノ
1964年生まれ。カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)神経生物学部・心理学部教授。同脳研究所研究員。神経ネットワーク内での計算や、学習と記憶の神経基盤、脳による時間の把握と処理などを研究
削除コマンドがない
削除コマンドがない
— ひろき@AIと思考実験してみた (@bluesbookblog) November 29, 2024
脳はニューロンで記憶し、記憶と検索の両方で繋がりが強くなる
人間の記憶は消せないため、幻肢や耳鳴りが起きたり、自閉症とワクチンが結びついて陰謀論にハマる
学習して再編成することで、適応するしかない#脳にはバグがひそんでるhttps://t.co/fOFJPZs07C
脳のOSは人類以前のままである
脳のOSは人類以前のままである
— ひろき@AIと思考実験してみた (@bluesbookblog) November 30, 2024
ヘビへの恐怖を学習する気質は哺乳類に共通で、何を恐れるか決められた遺伝子があり、親や周囲の反応から学ぶ
技術や言語で文字や動画を使い、別の時代や場所、非現実的なことからも身に付けてしまう#バグる脳https://t.co/fOFJPZs07C
AIと思考実験してみた
Q1: 脳には削除コマンドがないとのことですが、それがどのような影響を与えると考えますか?
人間の脳は記憶を消すことができないため、例えば幻肢や耳鳴りが生じたり、陰謀論に引き込まれたりすることがあります。狩猟採集民の時代では、失敗の記憶を消さずに学ぶことが生存に重要でした。しかし、現代ではこの性質が過去の失敗に囚われたり、新しい挑戦を妨げたりする場合もあります。適応のためには記憶の再編成や選択的な学習が必要です。
Q2: 原始時代の記憶の役割について、どのように考えていますか?
狩猟採集民の時代には、失敗を繰り返さないために脳に刻み込むことが生き残る上で重要だったと考えます。この傾向が現代でも残っており、過去の失敗が次の挑戦の糧になることもありますが、逆に二度と挑戦しない要因になってしまうこともあると思います。
Q3: 現代社会で失敗の記憶が逆効果になる場合、どう対処すれば良いですか?
失敗の記憶を乗り越えるには、自分が失敗した原因を冷静に分析し、能力の問題なのか、それとも運の影響が大きかったのかを明確にする必要があります。反事実的な思考を取り入れ、最悪のケースや最高のケースを考えることで、失敗の意味を適切に捉え直し、次の行動につなげることが大切です。
Q4: 反事実的な思考を日常でどう養えば良いと思いますか?
日記を活用して1日のネガティブな出来事を振り返り、最悪のケースと最高のケースを想定する習慣が効果的だと思います。これにより、出来事における運と自分の影響力の割合を客観的に判断できます。その結果、再現性の低い失敗であれば再挑戦し、能力不足による失敗なら行動方法を改善できます。
Q5: 失敗を振り返る際、どのような基準で分析すべきですか?
まず「何をやろうとしたのか」「何をしたのか」「どのような結果が得られたのか」を明確にします。そして、能力不足が原因の失敗と、予測が間違っていた失敗の2種類に分類します。これにより、自分の行動を見直すべきか、推測の精度を高めるべきかが分かります。
Q6: 他人を巻き込む力について、どのように考えていますか?
他人を巻き込む力とは、自分のビジョンを共有し、それを他人が模倣したいと思えるようにする能力だと思います。そのためには、自分のビジョンを夢ある形で示すことが重要です。それが共感を呼び、影響力が広がることで、世の中に自分の思い描く世界観が徐々に浸透していくと考えます。
Q7: 他人を巻き込むために、どのようなストーリーテリングが有効ですか?
客観的な事実や数字を根拠にしながら、それを物語として紡ぎ出すことが重要です。例えば「敗者が勝ち上がる」ような普遍的に共感されるストーリー構造を用いると、人間の心に響きやすいです。その上で、希望を持たせる内容を軸に、未来への道筋を描くことが大切です。
Q8: ストーリーに現実感を持たせるには、エビデンスをどのように活用すれば良いですか?
最初の段階では抽象的な部分で共感を引き出し、質疑応答などで具体的なエビデンスを補足するのが効果的だと思います。相手が求めるタイミングで適切なデータを提示することで、ストーリーの軸をぶらさずに信頼性を高められます。
Q9: 相手の関心や疑問に応じて柔軟に対応するにはどうすれば良いですか?
相手の疑問をよく観察し、直接的に答える習慣を持つことが重要です。特に、自分の伝えたい情報を一方的に押し付けず、相手が気になる部分だけに焦点を当てることで、信頼関係を築きつつストーリーを維持できます。
Q10: 最後に、脳や記憶の性質を踏まえた上で、どのように生きるべきだと考えますか?
脳には削除コマンドがないため、記憶の選択が鍵だと思います。何を覚えるか、何を流すかを意識的に選び、無意味な記憶にとらわれないことが大切です。また、他人と時間を共有し、影響力を広げることで、自分の限界を超えた世界を作り出すことができると感じます。
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