本 要約【全員カモ】ダニエル・シモンズ/クリストファー・チャブリス #878

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3社会科学
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概要

「見えないゴリラ実験」は、集中していると目の前のゴリラに気づかない現象を示すもので、イグ・ノーベル賞も受賞。著者ダニエル・シモンズの最新作は、社会科学における重要な研究を深く掘り下げ、有名な研究者たちにも引用されている。本書は、認知心理学の新たな視点を提供します。

著者

ダニエルシモンズ
イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校心理学部教授。同校の視覚認知研究所ディレクター。過去にハーバード大学心理学部の助教授および准教授も務める。カールトン・カレッジで学士号を、コーネル大学で実験心理学の博士号を取得。視覚認知と視覚認識の分野で世界有数の研究者であり、人間の知覚、記憶、認識の限界について先駆的な発見をしてきた。「見えないゴリラ実験」で、2004年にイグ・ノーベル心理学賞をチャブリスとともに受賞している

クリストファーチャブリス
ペンシルベニア州の統合医療機関である「ガイジンガー」教授。行動・意思決定科学プログラムの共同ディレクターおよび行動洞察チームの教員共同ディレクターを務める。過去にハーバード大学やユニオン・カレッジでも教鞭を執る。「心理科学協会(Association for Psychological Science)」フェロー。主な研究テーマは意思決定、注意力、知能、行動遺伝学

反事実や失敗を評価する

AIと思考実験してみた

Q1:4象限に分けた失敗評価が面白いと感じましたが、どんな学びや気づきが得られると思いますか?

A1:4象限で失敗を評価することで、起きた出来事とそれに対する予測の違いを分析でき、反省材料にできます。これは単なる反省ではなく、自分が取るべきだった行動を冷静に考え直す助けになります。また、うまくいかなかった場合も、何が異なっていれば成功したのかといった仮説を立てることで、新たな視点を得ることができるのです。

Q2:ランダムな出来事に因果関係を求めすぎず、メタ認知することが重要だと話されましたが、それにより新しい行動が生まれるとしたら、どんなものが考えられますか?

A2:ランダムな出来事への因果関係を考えすぎることから抜け出せると、もっと柔軟に行動できるようになると思います。他人と違う視点を持つことができ、他の人が慎重に様子を見ているところで、自分は新しいことに挑戦できるかもしれません。自分の限られた経験に基づかず、多様な可能性を考えることで、成功する確率を高められるのではないかと思います。

Q3:日々のネガティブな出来事を「反事実的な思考」で振り返ることが効果的だと感じているそうですが、このような振り返りで学んだエピソードはありますか?

A3:昨日、通勤用に自転車の空気を入れようとしたところ、バルブが壊れて空気を入れられず、半日有給を取ることになりました。これからは土曜日に空気を入れておけばよかったと学びました。最悪のケースとして、通勤途中にパンクすることも考えられ、それを防げた点は良かったと思います。この経験から、次回からは土曜日の夜に空気を入れることで、リスクを避けようと考えています。

Q4:意図的に週に一度習慣を崩すことで、価値の見直しをしているとのことですが、特に新たな発見や学びにつながった経験はありますか?

A4:毎週、自分の習慣を少し変えるようにしていて、新しい視点が得られることが多いです。例えば、友人と新しいスポーツに挑戦してみたりして、今までになかった好奇心を広げてきました。こうした経験から、運動能力やスキルに投資するよりも、年齢とともに積み上がっていく「結晶性知性」に力を入れたほうが、人生を豊かにできるのではないかと考えるようになりました。

Q5:「結晶性知性」に投資するために、どのような方法を取っているか教えてください。

A5:言語的なアイデアを蓄えるために、毎日本や映画、漫画などを楽しむようにしています。例えば、読書は科学的な知識を身につける助けになり、映画や漫画は人間の感情や社会性を理解する手助けになります。フィクション作品には、人生を疑似体験し圧縮して楽しめる効率の良さがあると感じていて、今後も積極的にこうした作品に触れていきたいです。

Q6:アベンジャーズやワイルドスピードが印象的だったとのことですが、そこから得た人間関係やつながりについての学びは何ですか?

A6:特に印象に残っているのは、アベンジャーズのクリントとナターシャが、どちらが犠牲になるかを競うシーンです。自分の命をかけて誰かのために役立とうとする姿勢は、大切だと感じました。これは現代人にとっても、時間という限られた資源を誰のために使うかで自分の価値を表しているのではないかと考えます。また、「私」から「私たち」へと視点を広げることが幸福につながると感じました。

Q7:「私を私たちにする」ために、実際に行っている取り組みがあれば教えてください。

A7:私はYouTubeやブログを使って自分の価値観を発信し、自分と同じ考え方の人たちを増やして「私たち」を形成できればと思っています。その中で共通点や相違点について話し合うことで、自分が社会の中でどんな考え方を持っているかを再認識でき、洞察を深めることにつながると考えています。

Q8:大学時代の多忙な生活を通じて、逆算思考が身についたと話されましたが、その後の生活や仕事で役立ったエピソードはありますか?

A8:大学時代は、実行委員会、研究活動、就職活動が重なり、非常に多忙でした。限られた時間で成果を上げるために、常に「出口から逆算する」思考を身につけました。社会人になってからも、プロジェクトのゴールを明確にしてから逆算して計画を立てることで、効率的に仕事を進められています。

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