概要
目隠しされたプロのバイオリニストは名器ストラディバリウスよりも安物の音色を好む。Instagramの写真に人物の顔が写っていると「いいね」率が38%上がる…私たちは、本当は「何を」好んでいるのか?顧客の行動データを集積しレコメンドを行なうNetflixやSpotifyは、その答えを手にしているのでは?それら企業への直接取材や最新脳科学から、人の好みが決まる仕組みに迫る!
著者
トム・ヴァンダービルト
ブルックリン在住の作家、ライター。テクノロジー、サイエンス、カルチャーに詳しく、“WIRED”“ニューヨーク・タイムズ”“ウォール・ストリート・ジャーナル”などに寄稿する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
評価は期待で変わる
評価は期待で変わる
— ひろき@AIと思考実験してみた (@bluesbookblog) September 21, 2024
期待と結果の相対になる
本を読む場合、受賞前だと気に入るかもしれない前提で、買ってから読み始めるため、高評価になりやすいが
受賞後だど気に入るはずが前提になるため、ハードルが上がってしまい、低評価に繋がりやすくなる
読書します!https://t.co/Salrw60OBy
実用性がないほど個性が出る
実用性がないほど個性が出る
— ひろき@AIと思考実験してみた (@bluesbookblog) September 22, 2024
実用的な商品は物、快楽的な商品は人が評価の指標となる
趣味の場合、嫌いは言語化する意味を感じないため、大雑把な一般論で片付け、好きは細かい尺度で詳細も語られるが
嫌いな理由も深掘りすると、それぞれの理由で不満がある
使い分けます!https://t.co/Salrw60OBy
いつ満足したいか選ぶ
いつ満足したいか選ぶ
— ひろき@AIと思考実験してみた (@bluesbookblog) September 22, 2024
今なら好み、後なら新しさが基準になる
脳は過去の経験を元にし、刺激を知覚する前から準備しているため、実際に感じる満足感は好物の一口目が最も大きいが
効用は逓減していき、後の記憶に残る満足感は、新しい料理の方が大きくなる
選びます!https://t.co/Salrw60OBy
AIと思考実験してみた
Q1:「はまりたがる脳」では、満足感を得るタイミングによって選ぶ基準が変わると感じたそうですが、その基準の違いについて詳しく教えてください。
私は、満足感を得るタイミングが「今」か「後」かで、選択の基準が変わることが興味深いと思いました。今の満足を重視するなら好みが基準になりますが、後の満足を重視するなら新しさが基準になるようです。これは過去の経験に基づき、脳が刺激を受ける前に準備しているためだと感じます。特に、一口目の満足感は大きくても、次第に効用が減っていく中、新しい体験の方が記憶に残りやすいことが印象に残りました。
Q2:人生の最終段階で最高の幸福を目指しているとのことですが、どのような新しい体験を優先して選びたいと考えていますか?
私は、人生でまだ経験したことがないことに積極的に挑戦したいと考えています。分野にこだわらず、バンジージャンプのような冒険や、食の多様性に触れること、旅など、新しい体験を大切にしています。こうした経験を得るにはある程度の準備が必要になりますが、他人との関わりを通じて、誘われる形で参加できれば、自分から準備をする負担も減らせます。そのため、信頼できる人と関係を築いていくことも重要だと思っています。
Q3:人間関係を築く際、特に大切にしていることは何ですか?
私は、自分の価値観を変えてくれるような人と関わり続けることを大切にしています。人間関係を維持するには、意識的に一緒に活動することも必要で、どうしても時間やエネルギーのコストがかかると感じています。そのため、中学、高校、大学、社会人と付き合う友人が変わっていくのは自然だと思います。機会費用を意識するあまり、無理に誘ったり、合わなくて良いと感じることもあります。ただ、価値観を広げてくれるような人との経験は大切にして、定期的に会うようにしています。
Q4:新しい人と出会うときに気をつけていることはありますか?
初対面の人と話すときは、自己開示を意識しています。特に、相手に合わせて自分のことを少しずつ開くことで、自然なキャッチボールを続けることができると思っています。自分の方が先に自己開示することで、相手も話しやすくなり、深い会話につながると感じます。もし相手が不思議に思ったり、うまくいかなかったとしても、それを経験として割り切るようにしています。こうして、信頼関係を築く過程を楽しむことが大切だと思っています。
Q5:自己開示をする際に、特に心がけている「話題の選び方」や「タイミング」は何ですか?
私は、相手に多く話してもらうことを意識しています。相手が話す割合が多い方が、相手の幸福感が高まり、こちらとしても相手について多くの情報を得ることができます。自分の考え方は、AIを使えばある程度補完できる部分もありますが、相手から得られる新しい情報や視点は貴重だと感じます。特に、相手が時間をかけてきた活動について聞くようにしていて、「休日にどのように過ごしていますか?」などの質問を通じて、相手の興味や情熱を知るのが好きです。
Q6:新しい人と深い会話をするためには、時間がかかると感じていますか?
はい、そう思います。新しい人と深い会話をするには、信頼関係を築くための時間が必要です。昔からの友人とは、すでに共通の前提があるため、自然と深い話ができることが多いです。例えば、高校時代からの友人とは、それぞれの人生を描いてきた道筋について語り合うことができます。新しい人と深く関わるためには、やはり信頼関係を築くまでの過程が大切で、そこにバランスが必要だと感じています。
Q7:昔からの友人と新しい人とでは、どのように接し方を変えていますか?
昔からの友人には、何も気を使わずに素で接することを大切にしています。それによって、自然な信頼関係が築けていると感じますし、私が素でいることで、相手も気軽に相談できるのかなと思います。一方、新しい人と接するときは、少し猫をかぶるようにしています。あまり過度に気を使うわけではありませんが、適度な距離感を保ち、相手に配慮することで、徐々に関係を深めていくようにしています。こうすることで、相手も自然に自分の話をしてくれるようになり、結果として仲良くなれることが多いです。
Q8:相手が心を開いてくれたと感じる瞬間はどのようなときですか?
やはり、相手の幸福な笑顔を見るときが、その瞬間だと感じます。私自身も、自分の価値観が明確になったときや嬉しいときには、自然と感情が表情に現れます。それは多くの人に共通することだと思います。感情はどうしても表情に現れてしまう部分があるので、相手の表情を見て、その感情を察しながら対話を進めることが重要だと感じます。こういった感情のやり取りは、AIにはなかなか真似できない部分であり、人間のコミュニケーションの大切さを改めて感じます。
Q9:相手の感情を読み取るために、普段どのように意識してコミュニケーションを取っていますか?
普段から、相手を観察することを大切にしています。心理学的なアプローチとして、まずは「アンカー」を設置することが重要だと考えています。例えば、ビッグ5の特性をもとに相手の性格を仮に考えてみて、そこから相手の表情を読み取って調整しています。観察を通じて、相手に最適化した会話のキャッチボールを続けることで、相手との関係を深めていくようにしています。そして、その都度得られる新しい情報をもとに、自分の対応を柔軟に変えるように心がけています。
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