概要
はじめて『資本論』を開いた人は、あまりにその文章が硬いため、マルクスの真意を読み取れない―。この状況を一変させるのが本書だ。鋭いマルクス解釈で世界を驚かせた俊英が、手稿研究で見出した「物質代謝」の観点から『資本論』のエッセンスを丁寧に解説。さらに、ソ連や中国とも異なる「脱成長コミュニズム」の未来像までを見通す。初学者にもスラスラ読み進められる究極の入門書!
著者
斎藤幸平[サイトウコウヘイ]
経済思想家/東京大学大学院准教授。『人新世の「資本論」』で新書大賞受賞
資本主義が環境を破壊する
資本主義が環境を破壊する
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) January 25, 2024
コスパを求めて効果が犠牲になる
資本家たちが際限のない価値の増大を目指して争い、労働者を効率的に働かせる
結果、お金にならない図書館などの仕事は、やりがい搾取で非常勤比率が高まり、労働者は快適でなくなる#ゼロからの資本論https://t.co/iTyCfybS0b
生活水準とブログの質を上げず、心身や金銭的に続けられ、強みを活かして楽しみます!
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「斉藤幸平さんの『ゼロからの資本論』を紹介します。資本主義が環境を破壊し、労働者の待遇が悪化していく状況について書かれています。図書館などお金にならない仕事は軽視され、非常勤率が高まり、労働者は快適さを失っていきます。」
ソクラテス:「この本で印象に残った点はありますか?」
「コミュニティナースのような活動は、資本主義に代わる新しい経済モデルとして参考になります。地域の自動可能性を考え、訪問介護などで地域を支え合う活動は、労働者や地域住民の生きがいを高めるものです。これは、元々のコミュニティに立ち返るアプローチであり、保育士や介護職の支援に繋がります。」
ソクラテス:「コミュニティナースのような活動を拡大するためには、どんな仕組みや政策が必要だと思いますか?」
「こうした活動を広げるためには、資本主義以外の価値観を広めることが重要です。人間の幸福や満足度を考え、お金ばかりに囚われず、人間関係を大切にする持続可能な社会を作るアプローチが必要です。SDGsも話題になっていますが、大量生産や経済成長だけでなく、コミュニティを通じた相互支援が大切です。ギブアンドギブの姿勢が有意義だと考えます。情報発信が必要です。」
ソクラテス:「情報発信を広げるためにどのような方法が効果的だと考えますか?」
「YouTubeやSNS、Podcast、ブログなど、複数のプラットフォームで発信することが重要です。年齢や生活感によって見るメディアが分かれてきていると感じます。Xしか見ない人、InstagramやTikTokしか見ない層もいます。だからこそ、様々なプラットフォームに同時に配信することで、多くの人にアプローチできると考えています。」
ソクラテス:「複数のプラットフォームで発信する中で、一貫したメッセージをどう強調していきますか?」
「やはり、自分が何を伝えたいかを強調することが大切です。例えば、コミュニティナースの活動であれば、持続可能なコミュニティを大切にする生き方もあるのだという点を伝えるべきです。また、私の活動では、人類全体の知識や想像力を右肩上がりにし、全員が幸福になれるというメッセージを伝えたいです。本や映画、漫画を楽しみ、知識を広げていくことが重要です。」
ソクラテス:「そのメッセージを伝えるために、ストーリーテリングはどのように役立つと思いますか?」
「ストーリーテリングは重要です。人間は物語を通じて世界を理解する生物なので、始まりから現在に至る過程を疑似体験できることで共感を得やすいと思います。YouTubeやブログをハッシュタグで整理し、成長過程を感じてもらえるようにしています。例えば、初期の配信は今よりも完成度が低く、それがだんだん成長していく様子を楽しんでもらえるようにしています。AIが進化すれば、こうしたストーリーテリングもさらに洗練されるでしょう。」
ソクラテス:「AIの進化に期待することは何ですか?」
「今後、AIに期待するのは、文字起こしされたものを自動で動画化してくれることです。今は全てのやり取りを記録していますが、数年後にはAIがこうした作業を代行してくれると信じています。AIが進化すれば、人間のIQを超え、AIを活用しないビジネスパーソンは取り残されると思います。」
ソクラテス:「AIがそういった作業を代行した場合、あなたはどんな新しい活動に時間を割きたいですか?」
「AIが自動化してくれるようになれば、よりクリエイティブなプロジェクトや新しいアイデアに取り組みたいです。人間の知識と想像力をさらに広げる活動に注力して、より多くの人々にインスピレーションを与えたいです。」
こうしてひろきさんとのやり取りが進み、斉藤幸平さんの『ゼロからの資本論』に始まり、コミュニティナース、AIの進化と人類の未来について考えを深める議論が展開されました。
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