概要
近現代の社会思想は“性悪説”で動き、それを裏付けるような心理学実験や人類学の調査がなされてきた。だが、これらは本当か。著者は定説の真偽を確かめるべく世界中を飛び回り…。西洋思想を貫く「暗い思想」に挑む。
著者 ルトガー・ブレグマン
オランダの歴史家、ジャーナリスト、ノンフィクション作家
模倣で成功した
模倣で成功した
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) December 16, 2023
個で劣るが、集団で勝れる
騙すのは他の霊長類の方が得意である
人間は唯一の赤面する種で、眉で感情を伝えれる
10%が発明して1人に教える天才族は、半分しか恩恵を授かれない
0.1%しか発明できないが
友達が10人いる模倣族は99.9%が身に付く#希望の歴史https://t.co/DF4aHtIi9a
知識や想像力に全振りするため、本1冊、漫画6冊、映画1本を目指します(本1冊以上)!
知識や想像力に全振りするため、本2/1冊、漫画0/6冊、映画0/1本、ゲーム0/3hを目指します!
農業革命は片道切符だった
農業革命は片道切符だった
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) December 16, 2023
結果論で問題が起きる
狩猟採集民は備蓄と貯蔵がタブー、追放か処刑されていた
氷河期後の洪水で豊かな土地ができ、移動より留まった方が得策なため、定住して狩猟のコツを忘れた農耕民になる
人口が増え、家畜から感染症が生まれた#希望の歴史https://t.co/DF4aHtIi9a
往復切符でデータが増えるなら即行動し、片道切符でも迷えば小さく試す行動をします!
往復切符でデータが増えるなら即行動し、片道切符でも迷えば小さく試す行動をします!
性善説は都合が悪い
性善説は都合が悪い
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) December 16, 2023
支配の不要を意味する
人間は惨めな想いや恥をかき、集団に抵抗することが苦手である
私有財産で上位1%が99%の人を抑圧し、口の上手い人が首長から王になった
善性を擁護するのは市民の自由を求め、時の権力者に歯向かうことになる#希望の歴史https://t.co/DF4aHtIPYI
自分の得た知識と知識を元にした行動、行動した結果をTwitterやブログで共有しています!
往復切符でデータが増えるなら即行動し、片道切符でも迷えば小さく試す行動をします!
有名な仮説は間違いがち
有名な仮説は間違いがち
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) December 16, 2023
要求特性でバイアスが生じる
イースター島は内戦でなく、外来種のネズミで滅びていた
スタンフォードの監獄実験やミルグラムの電気ショック実験は、実験の狙いを推測させていた
キティの死は傍観者が増えても、話せる状態だと助かった#希望の歴史https://t.co/DF4aHtIi9a
宇宙や生命、人間、自分の理解を深めるため、1日1冊の乱読とながら聴き、行動をします!
宇宙や生命、人間、自分の理解を深めるため、1日1冊の乱読とながら聴き、行動をします!
報酬に気を付ける
報酬に気を付ける
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) December 16, 2023
やる気が制御される
資本主義は金、共産主義は罰を報酬にするため、指標を数にすると質が下がる
物事を難しくするのは簡単だが
簡単にするのは難しく、知識経済では経営者やコンサルが自分達の必要性を高めるため、専門用語で複雑にしている#希望の歴史https://t.co/DF4aHtIPYI
社会的な評価は気にせず、自分の好奇心や満足度につながる読書や行動をしていきます!
仕事など社会に評価されることは効率重視で結果、私用は効果重視で過程を優先します!
疑わしきは罰せず
疑わしきは罰せず
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) December 16, 2023
予測が現実化する
水の沸点は信じようと信じなくとも100℃だが
銀行の倒産は信じることで現実になる
人間への見方も正が現実となるプラセボやピグマリオン、負が現実となるノセボやゴーレム効果があるため、疑いと抱いた時は最善を想定する#希望の歴史https://t.co/DF4aHtIi9a
相手や集団の行動が理解できないときは、文化的な背景や構造を考えます!
相手や集団の行動が理解できないときは、性善説で考えて信じられるように質問します!
黄金律で考えない
黄金律で考えない
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) December 16, 2023
好みは異なる
黄金律の「自分がして欲しいことを他者にもせよ」の積極的な教えでなく、白銀律の「自分がして欲しくないことを他者にもするな」の消極的な教えか、白金律の「他者がして欲しいことを他者にせよ」のために質問から始めれば良い#希望の歴史https://t.co/DF4aHtIi9a
黄金律より白銀律を採用し、余裕がある時は白金律で傾聴し、他者と関わっていきます!
黄金律より白銀律を採用し、余裕がある時は白金律で傾聴し、他者と関わっていきます!
思いやりを持つ
思いやりを持つ
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) December 16, 2023
相手視点で考えれる
独軍は勝てる幻想に洗脳されておらず、友情のために戦っており、兵士は昇給を伴う配置換えを断り、野戦病院から前線へ抜け出していた
英軍兵士の死因の9割は、爆弾や地雷の遠隔操作で、銃撃戦では見逃されることもあった#希望の歴史https://t.co/DF4aHtIi9a
身銭を切らない人にも、指数バックオフ目安で余裕ある時に許し、5回までチャンスを与えます!
身銭を切らない人にも、指数バックオフ目安で余裕ある時に許し、5回までチャンスを与えます!
共感を抑えて思いやる
共感を抑えて思いやる
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) December 16, 2023
エネルギーを搾り取られずに注入できる
他者の苦悩を共有する共感は、少数に注目させて寛大さを損ない、人を消耗させるが
その人に同意できなくとも、理解しようと努める思いやりは、活力となって境界を越えさせ、大勢を仲間にできる#希望の歴史https://t.co/DF4aHtIPYI
相手や集団の行動が理解できないときは、文化的な背景や構造を考えて思いやります!
相手や集団の行動が理解できないときは、文化的な背景や構造を考えて思いやります!
ひろき:ブレグマンさんの『希望の歴史』という本を紹介します。性善説は都合が悪いという考えが印象に残りました。人間は無意味な思いや恥を集団に対して示すことが苦手であり、私有財産によって上位1%が99%の人々を抑圧している、という視点が興味深いです。性善説を擁護することは市民の自由を求め、時の権力者に歯向かうことにも繋がるという主張がありました。しかし、この本の中での主張が少し矛盾しているように感じました。社会全体にとって性善説を採用すると、発展が難しくなる一方、個人レベルで考えると性善説でないと信頼や協力が成り立たないのではないか、と感じました。
ソクラテス:性善説が社会全体では発展を阻害し、個人レベルでは信頼や協力のために必要であるという矛盾に気づかれたのですね。この矛盾を調和させるために、どのようなアプローチが可能だと考えますか?
ひろき:ある程度の規模、例えば隣人や数十人単位のコミュニティでは、性善説が有益に働くと考えています。人間が150人程度までしか自然に認識できないという話もありますし、その範囲内であれば合意によって性善説が機能するのではないかと思います。しかし、これ以上の規模の集団になると、どうしても性悪説的な視点が必要であり、統一するためのリーダーや市長のような存在が必要になると思います。この二つの視点を調和するには、集団の規模に応じたアプローチが必要だと感じます。
ソクラテス:なるほど、コミュニティの規模によって性善説と性悪説を使い分けるという考え方ですね。小規模なコミュニティでは性善説が機能するために、どのような具体的な条件が必要だと思いますか?また、それが崩れた場合、どのように信頼を回復できますか?
ひろき:私の考えでは、「寛容なしっぺ返し戦略」を取ることが有効だと思います。自分が許せる範囲で相手を許し、大抵は相手と同じ行動を返す戦略です。心に余裕があるときは相手を許すことで、再び協力の姿勢を取れると思います。こうして協力関係を築くことが可能です。ただ、集団が大きくなるとフリーライダーの問題が発生し、これを取り締まるコストがかかるため、性善説だけでは機能しなくなるのだと思います。
ソクラテス:フリーライダーを取り締まるためのコストが問題になるということですが、どうすれば効率よくフリーライダーを排除しつつ、性善説を保つことができると考えますか?
ひろき:効率よくフリーライダーを排除するためには、デジタル技術やAIを活用することが解決策になると思います。違法行為の取り締まりも人件費がかかるため見逃されていることが多いですが、デジタルで管理すればフリーライダーを減らせるはずです。ただ、これを進めると監視社会のような問題が生じるため、倫理的な課題も出てくるでしょう。
ソクラテス:監視社会のリスクを最小限に抑えながら、フリーライダー問題を解決するためには、どのようなガイドラインや制度が必要だと考えますか?
ひろき:ガイドラインを民主的な投票で決めるのが良いのではないかと思います。過半数の意見に基づいて「やりすぎだ」と感じる施策は避けられるでしょうし、民主主義の下で決まったことならば、皆が納得しやすいのではないでしょうか。
ソクラテス:民主主義的なプロセスで決定されたとしても、少数派の意見が無視されるリスクがあります。少数派の権利を守るためにはどのような仕組みが必要だと考えますか?
ひろき:現代社会では少数派の意見が犠牲になることが多いですが、それを守ることも重要です。しかし、どうしても多数派の意見が優先されてしまう現実もあり、具体的な解決策をすぐに思いつくのは難しいです。ただ、少数派の意見も民主主義の中で保護されるべきだと思います。
ソクラテス:少数派の意見を保護しつつ、民主主義を維持するために、どのようなシステムやテクノロジーを活用できると考えますか?
ひろき:投票システムを指標の一つとして扱うだけでなく、他のシステムも導入すべきだと思います。例えば、スマホを使って言語化が得意でない人々の意見も反映できるのではないでしょうか。アルゴリズムを使って社会の動向を分析し、有意義な施策を決めることも可能だと思います。
ソクラテス:テクノロジーを活用した新しいシステムが意見を反映できる可能性がある一方で、そのシステムが偏った結果を生むリスクをどう回避できると考えますか?
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