概要
・多細胞生物が誕生したのは「協力」が利益をもたらすためである
・ミツバチやアリのコロニーは「超個体」のように振る舞う
・母親と胎児は栄養分をめぐって争う
・姑が嫁の子育てを手伝うのにはわけがある
・詐欺やたかり、汚職や賄賂、身内びいきも協力の産物である
・パラノイア(妄想症)や陰謀論の背後にある進化論的な理由
・平等主義だった人類の社会に独裁制が誕生したのはなぜか?
・集団の人数が増えると反乱は起きにくくなる
著者 ニコラ・ライハニ
英国王立協会の大学研究フェローで、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの進化論・行動学の教授。同大学の社会進化・行動研究所のリーダーも務める。人間を含めた生物の社会的行動の進化が専門。科学誌に70以上の論文を寄稿し、その研究成果に対して2018年度フィリップ・リーバーヒューム賞(心理学部門)が授けられた。2018年には英国王立生物学会のフェローに選出される
協力する種は珍しい
協力する種は珍しい
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) December 13, 2023
個体の有利に働きにくい
協力的に繁殖するのは鳥類の8%と哺乳類や魚類、昆虫類の1%で、爬虫類と両生類はいない
キンカチョウは両親がいると、負担を押し付け合い、発育が悪くなる
人間で子孫を残した最高の数は男1000人、女69人である#協力の生命全史https://t.co/fJ9xpohLgz
宇宙や生命、人間、自分の理解を深めるため、1日1冊の乱読とながら聴き、行動をします!
宇宙や生命、人間、自分の理解を深めるため、1日1冊の乱読とながら聴き、行動をします!
人は罰で協力できる
人は罰で協力できる
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) December 14, 2023
集団の利益へ報酬を働かせられる
SNSなどで執着心に煽られ、タダ乗りや搾取が行われるが
社会でルールを決めれば、抑制できる
集団の戦闘力は人数の2乗に比例するが
奴隷船は反乱が起きないように、言語が違う奴隷同士を鎖で繋いでいた#協力の生命全史https://t.co/fJ9xpohLgz
身銭を切らない人にも、指数バックオフ目安で余裕ある時に許し、5回までチャンスを与えます!
相手や集団の行動が理解できないときは、性善説で考えて信じられるように質問します!
「強力の生命 前進」という本を紹介します。協力がどのように働き、進化に影響を与えてきたかに焦点を当てています。例えば、協力的に繁殖する生物はごく一部であり、人間社会においても罰や報酬が協力を促進する手段として機能していることが興味深いです。また、戦闘力が人数の2乗に比例するなど、集団の強さと協力の関係が描かれています。
ソクラテス:なぜ協力が少数の動物や人間に限られていると考えますか?
ひろき:資源が限られているため、通常は競争が優位に立ちますが、協力することで全体のパイを広げ、それぞれの遺伝子を残せるwin-winの関係が作られます。また、こうした協力には高度な知能も必要です。
ソクラテス:高度な知能が協力を促進する役割について、どう考えますか?
ひろき:知能があることで、将来の利益を見通せるため、目先の利益を超えて協力することが可能になります。しかし、地球環境が限界に達している今、このアプローチが持続可能かは疑問です。技術発展が逆に人類を危険なルートに導いていると感じています。
ソクラテス:技術の進展や協力の形をどう変えるべきだと考えますか?
ひろき:まず、この状況をもっとメディアで発信し、人々に認識してもらうことが重要だと思います。技術の発展が「敗北ルート」に進んでいるように感じますが、原始的な生活を維持していたら違う結果になったかもしれません。
ソクラテス:「敗北ルート」から抜け出すための可能性はありますか?
ひろき:AIやVRを使って、1人1つの「7地球」を作り、現実世界を持続可能にしながら、仮想世界で自由に生活するというアプローチが考えられます。しかし、これが本当に人類のあり方にふさわしいのか、疑問が残ります。また、移民を使うことで日本の自然や治安といった固有の良さが失われる懸念もあります。何を優先し、何を残すのかが重要な選択です。
ソクラテス:もし「7地球」のようなメタバースが実現した場合、現実世界との接点をどう保つべきだと思いますか?
このやり取りでは、協力の進化的意義から技術発展の影響、そして仮想世界と現実世界のバランスについて議論が展開されました。ひろきさんは、技術の発展がもたらす未来に対して懸念を抱きながらも、その中に新たな可能性を見出しています。
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