概要
人口急減やウルトラ高齢化、超成熟市場、情報過多などで、新規顧客獲得がどんどん困難になっているこの時代。
生活者の消費行動を促すためには「ファンベース」が絶対に必要だ。
それは、ファンを大切にし、ファンをベースにして中長期的に売上や価値を上げていく考え方であり、その重要性と効果的な運用の方法を、豊富なデータや事例を挙げて具体的に紹介する。
『明日のプランニング』に続く、さとなおの最新マーケティングの必読書。
著者 佐藤尚之[サトウナオユキ]
1961年東京都生まれ。(株)電通にてマス広告、ネット広告、コミュニケーション・デザインなどに携わったあと、2011年に独立。コミュニケーション・ディレクターとして、(株)ツナグ代表。コミュニティ主宰・運営として、(株)4th代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ファンを大切にする
ファンを大切にする
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) October 2, 2023
全員に好かれようとすると、ファンはできず離れていく
価値を上げて共感を熱狂、代え難いモノにして愛着を無二、評価を上げて信頼を応援にする
イオン葛西店は7時に開店し、シニアがラジオ体操やカフェで休憩、買い物する習慣になっている
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社会的な評価は気にせず、自分の好奇心や満足度につながる読書や行動をしていきます!
ひろき:佐藤直之さんの『ファンベース』という本を紹介します。パンを大切にするという考え方が書かれていて、すべての人に好かれようとするとファンはできず、逆に離れていくという話が印象に残りました。価値を上げて共感を得ることで、応援を熱狂に変えていくのが大切だということです。たとえば、ある地域のお店では、毎朝7時に開店していて、ラジオ体操やカフェでの休憩が習慣になっているお客さんが多いそうです。私はこの本を読んで、ファンを大切にすることが重要だなと感じました。自分のできる範囲でファンを大切にしながら、情報発信を行っていく姿勢が大事だと思いました。ただ、逆にファンの期待に応えすぎることで、本当に自分がやりたいことが損なわれるリスクも感じました。
ソクラテス:ファンの期待に応えすぎることがリスクになると感じたとのことですが、自己表現とファンの期待とのバランスをどう取るべきだと考えますか?
ひろき:正直言って、私はファンの期待に応えようとはあまり思っていません。自己表現が一番大事だと思っていて、その割合は90%ぐらい占めているかもしれません。自分の好きなことを発信して、それが少しでもお小遣い稼ぎになれば良いなという程度です。副業が本業のように「やらされ仕事」になってしまっては意味がないので、興味の範囲内でやり続けるだけです。視聴者やファンとの重なる部分があれば共感を得て進めていきますが、ずれているなら無理に応える必要はないと考えています。プライベートの人間関係でも同じで、重なる部分だけで協力するという距離感を大事にしています。
ソクラテス:興味の範囲内で活動し、ファンとの距離感を保つ姿勢は非常に理性的ですね。継続的に活動する中で、ファンとの重なる部分を見つけることに対して、どうやって見極めていますか?
ひろき:実は、ファンと重なる必要性をそもそも感じていません。自分が面白いと思ったコンテンツを発信し続けるだけで、それがいつかヒットするかもしれない、という考えです。どれかがヒットすれば、他のコンテンツも芋づる式に見てもらえるのを期待しています。適切な時に適切な場所にいれば成功すると思うので、その「適切な時」を見極めることはせず、常に同じペースで発信し続けるようにしています。毎朝8時にバス停に行けば、いつかバスに乗れるという感じですね。
ソクラテス:その姿勢は素晴らしいですね。継続的に取り組むことで、運やチャンスを引き寄せるという考え方は、多くの成功者に共通するものです。継続的にコンテンツを発信することで、あなたの創造性や好奇心にどのような影響がありますか?
ひろき:コンテンツは本や映画、漫画などを選んでいるので、常に新しいものに触れられる点が良いですね。自分が興味を持っているものを選んでいるので、常に新鮮な刺激を得ています。本だと最新の研究を知ることができますし、映画や漫画では時代のトレンドも感じ取れます。また、過去の作品を楽しむことで、過去と現代の両方の視点を持てるのも魅力です。これらが創造性や好奇心を刺激してくれる構造になっています。
ソクラテス:過去と現在の作品を楽しむことで、創造性が刺激されるとのことですが、過去と現代の作品を比較して気づいたことや違いについて、何か感じたことはありますか?
ひろき:現代の作品だと、流行のトレンドが見えてくるところが面白いですね。しかし、私は最新の本よりも古い哲学書などを読み込む方が楽しい印象があります。最近の本は一時的な流行で終わることが多いように感じるからです。古典的な作品は、時の試練を乗り越えた価値があり、今でも書店に置かれている理由がそこにあると思います。新しい本も読むことはありますが、それをあくまで補完的に考えています。古典と新作のバランスを取りながら、当たりの本を見つけることが楽しいです。
ソクラテス:過去の哲学書から得られる深い洞察と、新しい本から得られるトレンドの把握を両立させている点が興味深いです。最近読んで「これは当たりだ」と感じた本や、古典の中で改めて価値を感じたものがあれば教えてください。
ひろき:最近読んで面白かった本は、ラス・ハリスさんの『自信がなくても行動すれば自信は後からついてくる』と、ドナルド・サルさんの『シンプルルールズ』です。また、古典ではカントの『純粋理性批判』が再び価値を感じさせてくれました。私のテーマである「認識できる世界を広げる」という人生観をさらに確信させてくれたものです。
ソクラテス:ラス・ハリスさんの『自信がなくても行動すれば自信は後からついてくる』や、カントの『純粋理性批判』から得た洞察が、あなたのテーマをさらに深めているのですね。これらの本が、あなたの人生や活動にどのように影響を与えたのか、もう少し詳しく教えていただけますか?
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