本 要約【ドーパミン中毒】アンナ レンプケ #480

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4自然科学
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概要

人は「推し」に夢中になると昼夜を忘れ、やがて「沼」にハマってしまう。

その鍵を握るのが「脳内快楽物質」ドーパミンだ。恋愛、セックス、買物、ゲーム、SNS、酒、ギャンブル、薬物…快楽をビジネスにする「ドーパミン経済」の渦中で、現代人が陥る依存の対象は数限りなくある。

スタンフォード大学医学部教授で、かつて自身も依存症を経験した第一人者が教える脱出法と、心豊かに生きるための防衛術。

著者 アンナ・レンプケ

1967年アリゾナ州生れ。精神科医。医学博士。スタンフォード大学医学部教授。同大学依存症医学部門メディカル・ディレクター。イエール大学を卒業後、スタンフォード大学で医学を修める。依存症医学の第一人者であり、前著Drug Dealer,MDが話題に。

ドーパミン経済になっている

2023年10月
2023年10月

生活水準とブログの質を上げず、心身や金銭的に続けられ、強みを活かして楽しみます!

2023年12月
2023年12月

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容易に経験しない

2023年10月
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生活水準とブログの質を上げず、心身や金銭的に続けられ、強みを活かして楽しみます!

2023年12月
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自分を縛る

2023年10月
2023年10月

週1は価値観→ルール→習慣の順に見直し、週1は習慣以外の社交の予定などを入れています!

2023年12月
2023年12月

週1は価値観→ルール→習慣の順に見直し、週1は習慣以外の社交の予定などを入れています!

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ひろき:あんな れん むけさんの『ドーパミン中毒』という本を紹介します。印象に残った2つの主張をお話しします。1つ目は、快楽を繰り返し体験することで依存症になるという点です。例えば、ラットのドーパミン放出量がチョコで1.5倍、セックスで2倍、ニコチンで2.5倍、コカインで3.2倍になります。同じ快楽を得るには、より多くの刺激が必要になっていくのです。2つ目は、自分を縛る空間と時間を使い、理性で快楽を制限することで依存症を改善できるという点です。快楽の因子から物理的に距離を置き、摂取に時間制限を設けることで、徐々に少量で満足できるようになります。私はこの2つの主張をもとに、人生を設計しています。

ソクラテス:非常にストイックで計画的なアプローチですね。快楽の基準を下げ、本や映画、漫画のような知的な活動から満足を得ることを意識しているとのことですが、そういった生活の中で、楽しさや喜びを感じる瞬間はどのような時ですか?

ひろき:私は快楽の基準を下げているので、知的な活動を通じて何か大きなものとつながった時に、真の快楽を感じます。自分の価値観が明確になる瞬間が好きですし、そういった探索の過程そのものが楽しいです。これが私にとっての満足度や幸福感につながっています。

ソクラテス:なるほど、価値観が明確になる過程が楽しいというのは非常に興味深いです。では、そういった知的な活動の中で、特に自分の価値観に大きな影響を与えた作品や瞬間は何かありますか?

ひろき:最近、『アベンジャーズ』などのマーベルシリーズを見て考えたのですが、例えばトニー・スタークは技術の革新で人類を前進させましたが、彼はその技術を制度化しなかったために後継者が苦しむことになったと思います。彼が自分の能力をひけらかし、承認欲求を満たすために生きてしまったため、後世の人々に制度として残せなかったのです。これが彼の問題点だと思います。一方で、スティーブ・ジョブズは製品を通じて制度的な影響を残しました。彼は生きている間は批判されていましたが、今では多くの人に感謝され、天才と呼ばれています。この違いを考えると、リーダーとしての在り方に深く考えさせられます。

ソクラテス:トニー・スタークとスティーブ・ジョブズの対比は非常に興味深いですね。リーダーが制度を残さないことで後世に影響が出るという点について、他の歴史上の人物や現代のリーダーにも同じことが言えると思いますか?

ひろき:はい、同じことが言えると思います。例えば、織田信長も制度を整えずに自身の能力に頼りすぎた結果、天下統一の一歩手前で部下に裏切られました。現代のリーダーに求められるのは、制度を作り、後世に残すことだと思います。そうすることで、未来の世代に役立ち、自分の子供の世代にも恩恵が及ぶのではないかと考えています。しかし、それは個人の趣味嗜好にもよると思います。制度を作ることに時間を使えば、自分の快楽や満足度を高めることが難しくなるため、これはどちらを選ぶかの問題だと思います。

ソクラテス:自己満足と後世のための制度作りのバランスを取ることが重要ですね。もしあなたがリーダーの立場に立った場合、そのバランスをどう取ろうと考えますか?

ひろき:正直に言うと、私は自分の快楽しか考えていないので、責任を負わないようにしているのです。リチャード・ファインマンのように、社会不適合者でいることで責任を避けています。ただ、歴史上の天才たちは後世のために制度を作り、それが現代に影響を与えています。特に哲学者たちはその傾向が強いのではないかと思います。

ソクラテス:なるほど、自己中心的な選択をしながらも、後世に影響を与える天才たちを認識しているのは面白い視点です。では、あなたがこれからも自身の思想を広めるために、どのような戦略や方法を考えていますか?

ひろき:私はYouTubeやブログを通じて自分の思想を発信しているので、そういった文化的なミームとして私の考えが広まるのではないかと考えています。しかし、それ以外に何か大きなものを残すつもりはありません。遺伝子を残すよりも、経験が人を形作る割合の方が大きいと思っているので、遺伝子を残すことに時間を使うよりも、自分の考えや思想を広げることの方が有利だと思っています。

ここでは、かつて批判されたが、制度や大きな仕組みを残し、後に天才と称えられた人物を10人挙げ、それぞれの人生を簡単にまとめます。

  1. ガリレオ・ガリレイ
    イタリアの物理学者・天文学者。地動説を唱えたことで宗教裁判にかけられ、生涯軟禁状態に。しかし、彼の業績は後に科学革命の基礎となり、近代科学の父と呼ばれる。
  2. アルフレッド・ノーベル
    ダイナマイトの発明者。死後、武器商人として非難されたが、遺産で設立されたノーベル賞が、平和や科学技術の発展に貢献することとなり、彼の名誉を回復させた。
  3. ヴァーツラフ・ハヴェル
    チェコの作家であり政治家。共産主義政権に対して反体制活動を行い、何度も逮捕されたが、後にチェコスロバキアの最後の大統領、そしてチェコ共和国の初代大統領に就任。民主主義を確立した功績で評価されている。
  4. ニコラ・テスラ
    発明家であり電気工学者。彼の交流電力システムは現在の電力供給の基礎だが、彼のアイデアは生前ほとんど認められず、貧困の中で亡くなった。しかし、現代では電気技術の天才として称賛されている。
  5. エイブラハム・リンカーン
    米国第16代大統領。南北戦争中、奴隷解放を進める政策で強い反発を受け、暗殺される。しかし、その後、奴隷制廃止と米国の統一を成し遂げた英雄とされている。
  6. ジークムント・フロイト
    精神分析学の創始者。生前は異端視されたが、後に心理学や精神医学の基礎を築いた先駆者として評価されるようになった。
  7. ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ
    生前はほとんど絵が売れず、精神的にも苦しんでいた画家。死後、その革新的な絵画技法が評価され、現代美術の象徴的な存在となった。
  8. スティーブ・ジョブズ
    Appleの共同創設者。カリスマ的なリーダーシップと厳格な管理スタイルで賛否両論あったが、彼が作り上げた製品とエコシステムは、後に技術業界を変革し、偉大なビジョナリーとして称えられている。
  9. ウィンストン・チャーチル
    第二次世界大戦中、英国を率いた首相。戦時中の過酷な政策で一部から批判されたが、戦後は民主主義を守った功績で称賛され、ノーベル文学賞も受賞。
  10. レオナルド・ダ・ヴィンチ
    多才なルネサンスの巨匠。生前は主に画家として認識されていたが、彼の科学的研究や発明に関してはあまり評価されなかった。しかし、後に彼のノートが発見され、幅広い知識と未来を見通す才能が評価された。

これらの人物は、生前には強い批判を受けましたが、後に制度や作品が評価され、天才と称えられるようになった例です。

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