概要
微生物や動植物、人間は、未来や時代をどう受け止め、どうやって過去から未来を予想するのか。新学問「ビッグヒストリー」を提唱する歴史学者が、宇宙物理学、生物学、脳科学等の最新知見を総動員。「未来」の謎を解き明かす。
デイビッド・クリスチャン
歴史学者。オーストラリア・マッコーリー大学教授。同大学ビッグヒストリー研究所所長。オックスフォード大学でPh.D.を取得(ロシア史)
ヒトは個人と共に種も進歩する
ヒトは個人と共に種も進歩する
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) July 6, 2023
敷かれた土台の上に次の世代が次々と積み上がっていく
他の種は個体が幼体から成体へと進歩するが
人間は農業を始めてから自然を支配し始め、人類が意図せず地球の運命を左右する人新世の地質時代になった
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ひろき:デイヴィッド・クリスチャンさんの『未来とは何か』という本を紹介します。人間は農業を始めた頃から自然を支配し始め、今では「人新世」と呼ばれる地質時代に突入しました。人間が機械の一部となり、機械が自然に大きな影響を与える時代が到来しています。これに伴い、私は現代がさらに変化し、機械と自然が融合する「デジタルネイチャー」の世界に近づいていると感じています。
ソクラテス:機械が自然に対する影響力を増している中で、人間はどのように自然と向き合うべきだと考えますか?そして、それが未来の人間社会にどのような影響を与えるとお考えですか?
ひろき:自動化やSDGsを意識しないと、人類は自らの手で地球を滅ぼしてしまう可能性があると思います。すでに機械が機械を作り出すようになり、そのループが自然に悪影響を与えているように感じます。そのため、CO2排出量を大幅に削減することが必要ですが、人々が快適な生活を犠牲にして行動するのは非常に難しいと感じます。私たちは、少しずつできる範囲で行動していく必要があると思います。
ソクラテス:技術の進化が避けられないとした場合、どのようなアプローチで人々が快適な生活を維持しつつ、自然との共生を図るべきだとお考えですか?
ひろき:再生可能エネルギーの技術開発に投資していくことが鍵だと思います。太陽光発電などが取り組まれていますが、コスト面での合理性にはまだ疑問が残ります。技術開発で技術を進めるだけでは、すぐには成果が出ないことが数十年の結果として現れています。そのため、ある程度は自制し、早急に行動を変える必要があります。しかし、実際にそれを行動に移すことには抵抗があります。正直、私は子供がいないし、今後も作る予定がないため、自分の人生だけ地球が持てばいいのかなと思ってしまうこともあります。人間の弱点や特性を考慮しながら、様々なアプローチが必要だと思います。
ソクラテス:その点について深く考えられていますね。技術と人々のライフスタイルの間にあるギャップは大きな課題です。もし政策や制度が個人の生活に大きな変化を強制する形で進化した場合、人々の抵抗や適応はどのように進んでいくと考えますか?
ひろき:その抵抗はどんどん激しくなり、最終的には対立構造が生まれ、まるで戦争のような状況になってしまうかもしれません。テクノロジーを擁護する派と、人間性を重視する派が対立し、そこで対話が必要になってくると思います。現代の人間は、大規模なコミュニティで共存するのが難しいとも言われており、SNSの登場でさらに対立が深まっていると感じます。私が提案する解決策としては、VRのようなデバイスが発展し、現実世界の制約から離れて自分の世界を築き、そこで生活することが挙げられます。VRの世界で個々人が自分のルールを持ち、自由に生きることで、経済成長も可能になると考えます。
ソクラテス:VRの世界に移行した場合、その仮想空間内での倫理や社会規範はどのように形成されるべきだと考えますか?
ひろき:私は一人一VRの世界で、それぞれが自分のルールを設けて自由に生きれば良いと思います。5歳児が紙粘土で自分の物語を作り上げるように、各自が独自の世界観を持つイメージです。ただ、他者と関わりたい時に問題が発生することもあります。それは、例えば「どうぶつの森」のようなゲームで、友達が自分の町に来て木を切り倒してしまうといったことと似ているかもしれません。こうした時にどういった倫理やルールを設定するかは難しいですが、その世界観のルールに従うのがシンプルで効果的だと思います。現実世界でも、旅行先の文化に合わせるのと同じで、VR空間でも相手のルールに合わせられるかが鍵だと思います。もし合わないなら、その空間には招待しないというルールを設ければ良いのではないでしょうか。
ソクラテス:非常に納得のいく考え方ですね。VRの世界でも現実世界と同じように、ルールに従って共存し、合わない場合は距離を取ることが自然な流れだと思います。
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