概要
文明を築くのに一役を買ったストーリーテリング(物語化)。その伝統あるストーリーテリングが、近い将来文明を破壊するかもしれない。ストーリーテリング・アニマル(物語を語る動物)である私たち人間の文明にとって、ストーリー(物語)は必要不可欠な道具であり、数え切れない書物がストーリーの長所を賛美する。ところが、ストーリーテリングにはもはや無視できない悪しき側面がある。主人公と主人公に対立する存在、善と悪という対立を描きがちなストーリー。短絡な合理的思考を促しがちなストーリー。社会が成功するか失敗するかは、そうしたストーリーの悪しき側面をどう扱うかにかかっている。虚偽情報を流すキャンペーン、トライバリズム、陰謀論、フェイクニュースなど、SNSのような新テクノロジーがストーリーを拡散させ、事実と作り話を区別することはほとんど不可能になった。人間にとって大切な財産であるストーリーが最大の脅威でもあるのはなぜなのか、いったい何ができるのかを、説得力をもって明らかにする。
物語が大切なことを知る
物語が大切なことを知る
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) March 26, 2023
事実と想像が乖離している
人生で物語の重要度は、10段階で3だと考えているが
平均的な米人は、メデイア消費に12時間/日を費やしているにも関わらず、全米人文科学基金の予算は、1億6200万ドルで全米科学財団の1/50にも満たない
心理学も学びます!https://t.co/TngVLAhspB

世界を作っている自然科学だけでなく、人間社会を作っている社会科学の本も読みます!

世界を作っている自然科学だけでなく、人間社会を作っている社会科学の本も読みます!

宇宙や生命、人間、自分の理解を深めるため、1日1冊の乱読とながら聴き、行動をします!
ストーリーが世界を滅ぼす
ストーリーが世界を滅ぼす
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) March 27, 2023
物語が感情を掻き立て行動を促す
悪人の優れた語り手が市民に思想を感染することを危惧したプラトンは、哲人王が支配する理想国家を思い描いて不都合な書物を焼き払い、フィクションの作り手である詩人を追放しようとした
事実で判断します!https://t.co/TngVLAhspB

双方の立場から双方の解釈を理解し、共通する事実を元に判断します!

相手の立場からも事実を解釈し、自分の解釈でなく共通する事実で判断します!

相手や集団の行動が理解できないときは、文化的な背景や構造を考えて思いやります!
物語を憎んで語り手や受け手を憎まない
物語を憎んで語り手や受け手を憎まない
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) March 27, 2023
選択権がなければ、道徳的な行為か判断できない
思想は遺伝子が30〜50%、残りの50〜70%は環境で決まるため、サイコパスに生まれない選択もできないし、生まれ育った文化や家族、物語がサイコパスにするかもしれない
制度を憎みます!https://t.co/TngVLAi0f9

個人を憎まず背景を理解するようにし、そのように至った構造を憎みます!

相手や集団の行動が理解できないときは、文化的な背景や構造を考えます!

相手や集団の行動が理解できないときは、性善説で考えて信じられるように質問します!
ブログ記事: 教育と社会の未来を考える
ひろき: ジョナサンゴッドシャルさんの『ストーリーが世界を滅ぼす』という本を紹介します。物語がどのように私たちの行動や価値観を形成するかを探る内容で、特に物語が人間の選択肢や行動を制限する可能性について考えさせられました。私はこの本を読んでから、人を憎むのではなく、制度を憎むようにしています。
ソクラテス: それは興味深いですね。制度を憎むというのは、どのように具体的な行動や考えに反映されていますか?
ひろき: 最近は、資本主義のシステムについて考えることが多くなりました。このシステムが人々の好奇心を抑制し、競争を強いる社会構造になっていると感じます。例えば、教育においても子どもたちは幼少期から競争に巻き込まれ、個々の好奇心が犠牲にされています。そのため、私は制度そのものを変える必要があると考えています。
ソクラテス: 資本主義のシステムを変えることが必要だと感じているとのことですが、どのような社会構造が理想的だとお考えですか?
ひろき: 資本主義が悪いわけではありませんが、消費者が企業の背景やストーリーを理解することが重要だと思います。多くの人は価格で判断しがちですが、企業の行動や労働環境などを考慮して消費することができれば、競争社会のあり方も変わるかもしれません。ただ、それを実現するのは難しいとも感じています。
ソクラテス: 消費者が企業の背景を理解しやすくするために、どのような方法が有効だと考えていますか?
ひろき: メディアを使って企業の背景や労働環境を伝えることが重要だと思います。例えば、冷凍のエビが不正な労働者によって生産されていることを知らないで買っている人が多いでしょう。私自身もその事実を知っていても買ってしまうことがあります。しかし、広告モデルに頼らないサブスクリプション型のメディアが増えれば、消費者に正確な情報を提供できるのではないかと考えています。
ソクラテス: サブスクリプション型のメディアが普及すれば、どのような社会的変化が期待できると考えていますか?
ひろき: サブスクに加入する人々は消費行動を変えられるかもしれませんが、その加入自体にハードルがあるため、結果的に分断が進む可能性もあります。教育システム自体を変える必要があり、特に民間企業が主導する形での変革が必要かもしれません。富裕層が現在の教育に限界を感じ、民間教育サービスに投資する動きがその兆しを示していると思います。
ソクラテス: 教育改革が必要とのことですが、どのような改革が望ましいと考えていますか?
ひろき: 個人の好奇心を殺さない教育が重要です。今ではAIの発達により、個別最適化された教育が可能になっています。こうした教育を通じて、子どもたちが自分の興味を追求しつつ、最低限必要な知識を身につけられるような仕組みが理想的です。そうすれば、全人類が自分の可能性を最大限に発揮できる社会が実現すると思います。
ソクラテス: 個別最適化された教育が実現した場合、それが社会全体にどのような影響を与えると考えていますか?
ひろき: AIが労働生産性を担い、人間は趣味嗜好に基づいた活動に専念できるようになるでしょう。自分の興味に従って突き抜けた趣味を持つ人々が、価値のあるデータを集め、それが新たな収入源になる社会が現れるかもしれません。つまり、趣味がそのまま仕事になるような未来を想像しています。
今回のやり取りから、ひろきさんは教育と社会のあり方について深い洞察を持っており、特にAIとテクノロジーを活用した個別最適化教育の可能性について考えています。資本主義の枠組みの中で、消費者が企業の背景を理解することの重要性を強調し、将来的には趣味が価値を生み出す社会が到来する可能性を示唆しています。教育の変革とテクノロジーの進化が、より自分らしい生き方を追求できる社会の実現に繋がるかもしれません。https://youtu.be/eG1aBPdRbcchttps://youtu.be/eG1aBPdRbcc
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