本 要約【実力も運のうち 能力主義は正義か?】マイケル サンデル #290

スポンサーリンク
1哲学宗教心理学
3.0
スポンサーリンク

概要

出自に関係なく、人は自らの努力と才能で成功できる――能力主義(メリトクラシー)の夢は残酷な自己責任論と表裏一体であり、「勝者」と「敗者」の間に未曾有の分断をもたらしている。この難題に解決策はあるのか? ハーバード大の超人気教授の新たなる主著

能力主義は正義でない

2023年3月
2023年3月

自分の成功は幸運だったと考え、他人の結果は否定せずに肯定的に返していきます!

2023年5月
2023年5月

自分の成功は運、失敗は自分の責任、他人の成功は他人の責任、失敗は運で考えます!

2024年2月
2024年2月

成功は窓の外をみて運の要素を考え、失敗は鏡をみて自分の責任を考え、感謝します!

機会でなく条件を平等にする

2023年3月
2023年3月

属したい集団の境界線を越えられるように、読書などで教養をつけていきます!

2023年5月
2023年5月

将来、属したいと思った集団の条件を越えられるように、時間と知識、お金を確保します!

2024年2月
2024年2月

宇宙や生命、人間、自分の理解を深めるため、1日1冊の乱読とながら聴き、行動をします!

嗜好の改善を共通善にする

2023年3月
2023年3月

自分の嗜好を追求すべく、好奇心を満たせる読書をしています!

2023年5月
2023年5月

自分の嗜好を改善するため、乱読と聞き流し、行動を繰り返していきます!

2024年2月
2024年2月

知識や想像力に全振りするため、本2/1冊、漫画0/6冊、映画0/1本、ゲーム0/3hを目指します!

- YouTube
YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。

ひろきさんの『自分の人生を生きるための哲学』

ソクラテスとひろきの対話


ひろき:マイケル・サンデルさんの『実力も運のうち 能力主義は正義か』という本を紹介します。この本では、ハーバード大学の例を使いながら、能力主義が本当に正義なのかを問いかけています。ハーバードでは、4万人の応募者の中で3万人が落ちる現実があり、もし抽選で選ばれたら全員が幸せになれるのではないかと提案しています。しかし私は、この考え方は大学生までしか通用せず、社会に出た後は競争社会が待っているため、現実に合わないのではないかと感じています。

ソクラテス:確かに興味深い視点ですね。競争社会で成功することと幸福を追求することのバランスをどのように考えていますか?また、そのバランスが社会全体に与える影響について、さらに掘り下げて考えてみる価値があると思います。


ひろき:私は、学生時代に競争を経験しない人たちは、グローバルな社会で勝てないのではないかと考えています。特に、今の日本では危機感が薄れており、ハングリー精神が育たず、グローバルな競争に対応できないのではないかと感じます。長期的には、イーロン・マスクのような資本家たちが成功するのは、犠牲を払いながらも競争を利用した結果だと思います。ただし、それが幸せかどうかは別の話であり、別の議論が必要だと思います。

ソクラテス:おっしゃる通り、競争社会での成功と個人の幸福は必ずしも一致しないかもしれません。競争を避けることで失われるものと得られるものを、どのように考えるべきだと思いますか?


ひろき:皆が自分の趣味を追求することで、個人の幸福と競争社会での成功を両立できるのではないかと思います。たとえば、趣味が仕事と一致する人は競争で勝ち抜いていけば良いし、私のように本や映画、漫画を楽しむ人はその世界観を楽しめば良いと思います。さらに、成功した企業家たちは累進課税によって再分配し、趣味を追求する人々を支援することが公平な社会につながるのではないでしょうか。

ソクラテス:非常に興味深い考えです。個人が趣味や興味を追求することで、社会全体の生産性や競争力にどのような影響があると考えますか?また、そのような社会でどのように価値観や成果を評価すべきだと考えますか?


ひろき:個人が自分の趣味や嗜好を追求することで、社会全体の生産性は最も高くなると考えます。人々が没頭する活動に時間を費やすことで、制約が少なくなり、生産性が最大化すると思います。また、AIが人々の集めたデータを分析し、より高度な文明を発展させることができるでしょう。未来において、どの分野にお金が集まるかは時代に依存するため、その都度適応すれば良いと思います。

ソクラテス:未来の社会で個人の自由が尊重される中で、どのように協力や連帯感を維持することができると考えますか?また、AIが果たす役割についても教えてください。


ひろき:社会全体で共通の倫理観を持つことは難しいかもしれません。現代の先進国では、共通の目標を持つよりも個人が自分のやりたいことを追求し、他者に干渉しないことが重要です。過去の狩猟採集時代のように、人々が自分の生活に集中し、他者との関わりを減らすことが、全体の幸福につながるのではないかと思います。

ソクラテス:あなたの考えでは、共通の目標を持たない社会が理想的であるということですが、そこでのリーダーシップはどのように機能すると考えますか?また、サーバントリーダーシップの役割についてはどう考えていますか?


ひろき:共通の目標を持たなくても、それぞれが自分の人生を生きることを共通の目標にすれば良いのではないでしょうか。サーバントリーダーシップのように、リーダーが後ろに回り部下を支援する形や、DAO(分散型自律組織)のような形でリーダーを設けずに運営する社会もあり得ると思います。これからの時代は、より個人が自由に活動できる方向に進んでいくと考えています。

ソクラテス:あなたの描く未来像では、リーダーシップの形が変わりつつあることがわかります。サーバントリーダーシップがAIに取って代わられる可能性についてはどう思いますか?また、その場合、人間の役割はどのように変化すると考えますか?


ひろき:サーバントリーダーシップのような役割も、AIが担うようになると思います。AIは個別最適化が得意であり、部下に合わせた支援を提供することで、人間よりも効果的にリーダーシップを発揮できるでしょう。これにより、人間の役割はさらに減少し、AIが最適化する社会が実現されると思います。しかし、データ収集や分析の部分もAIが担うようになると、人間の役割がますます見えづらくなる可能性があります。

ソクラテス:AIがリーダーシップを担うことで、人間の役割が変化し、感性や創造性に基づく活動が重要になるかもしれません。その際、人間がどのように自己表現を行い、社会に貢献するべきだと考えますか?


ひろき:AIと機械がデータを収集し、シミュレーションを繰り返すことで、人間の役割がますます薄れていくと思います。最終的には、人間は自分たちが価値を置くものに向き合い、趣味や嗜好を追求する狩猟採集時代のような生活に戻るのではないでしょうか。技術革新を利用しつつ、関わりたい人とだけ関わり、自分の世界を楽しむという生き方が理想的だと考えています。

ソクラテス:あなたの描く未来の社会では、個人が自分の価値観に従って生きることが最も重要な要素となるでしょう。その中で、どのようにして人々が自分自身を見つめ直し、充実した生活を送ることができると考えますか?


ひろき:結局、自分が何に価値を置いているのかに向き合い、自分の人生を生きることが必要です。それは現代でも同じですし、過去から不変のものだと思います。私がやっているように、本や映画、漫画を楽しみながら、自分の内面を掘り下げることが、最終的に人類が求めることではないでしょうか。個々がそれぞれの活動を追求し、そういった世界で生きることが理想的だと考えています。


まとめ:ひろきさんの考え方は、個人が自分の価値観に従って生きることが、社会全体にとっても理想的な方向性であるという哲学に基づいています。現代社会の中で、AIがますます進化し、人間の役割が変わる中でも、自己探求と趣味の追求が人間にとっての最も重要な活動になると考えています。ひろ

きさんの活動や考え方は、まさにこの哲学を実践するものであり、未来に向けた指針となるかもしれません。

あなたも読書を始めよう

・自分が最大の資本であり、最大の投資先になる

・今が人生で一番若く、早く始めるほど複利が働く

・本は信憑性があり、読書は能動的ため成長できる

自己投資 は 20代 × 読書 が 最強 !?理由を分かりやすく論理的に説明!
悩める人社会人になったけど自己投資とかした方がいいのかな?悩める人した方が良さそうだけどなぜ自己投資するのかしら?自己投資といっても色々あり、読書でいいのか気になるところだと思います。自己投資や読書が良いことはなんとなくわかっていても、せっ...

僕が読書に使っているサービス3選

Amazon Prime

・Amazonの有料会員制サービス

・Prime Reading対象のKindle本1000冊以上が読み放題

・30日間の無料体験はこちら

Amazon Kindle Unlimited

・電子書籍の定額読み放題サービス

・Kindle Unlimited対象のKindle本200万冊以上が読み放題

・30日間の無料体験はこちら

Amazon Audible

・本をアプリで聴けるサービス

・Audible対象の40万冊以上の本がいつでもどこでも聴ける

・30日間の無料体験はこちら